子どもの教育費問題、何が正解?「コスパで考える学歴攻略法」ブックレビュー!

子どもの教育費問題、何が正解?「コスパで考える学歴攻略法」ブックレビュー
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メイヤー

こんにちは!

いつの時代も子育て世代にとって大きくのしかかる教育費問題。

子どもには良い教育を受けてもらい教養を身につけ、一人前に稼げるようになって幸せになってもらいたい、と願うのが親心ですよね。

興味本位で読んでみた『コスパで考える学歴攻略法』はそんな親の悩みに答えてくれる教育の『攻略本』でした。

ゲームの「攻略本」のように教育についてどんなルートを辿ったら良いのだろう、と戦略を立てる際のガイドラインとしてきっと役に立ってくれます。

これから子育てやお勉強が始まる幼児を持つ方から大学受験を控えた子を持つ方にまで読み応えのあるものです。

今回は印象に残ったところをピックアップしてご紹介していきます♪

筆者(藤沢数希さん)の紹介:中学受験をして私立の中高一貫校を経て東京の大学に進学し、理系科目を学ぶ。そこでの研究成果が評価され、海外の大学に奨学金でのオファーをもらい留学して博士号を取得。外資系投資銀行の東京オフィスで会社員として10年ほど働き、出した本がベストセラーとなったことをきっかけに文筆業を仕事の中心としながら会社を作ったり個人資産の運用やベンチャー投資などを行なっている。

ねこすけ

学生の頃には中学受験のための大手塾でアルバイトをし、最近では身内の子どもたちに中学受験の勉強を教えていた経験から日本の「受験産業」について内からも外からもよく知っている、と自負しているそうだよ。

目次

たかが学歴 されど学歴

大学

もはや学歴の時代ではない、いい大学を出たぐらいでは何の評価もされない、などは昔から言われてきたこと。だが今の日本では統計的に見て高卒より大卒の方が年収が高いという事実。

こういったことは最近になってYouTuberの出現や、どこにいても働ける環境が整ったことでより顕著な気がします。ですが一般的に見て高学歴ほど仕事の選択肢も広がり、年収も高い傾向にあるため、そのためにどうすればいいのか、と考えるのはごく自然なことですよね。

ねこすけ

一生付き合うことになる最終学歴。そしてそれによる将来の収入。大学受験という平等な競争に臨むことはそれにかかるコストを換算してもおトク!

中学受験について

中学受験

中学受験をするかしないか、中学受験をすることで最終的な学歴(大学)にどのくらい差が出るのか、というのはあまり語られていない気になるところ…。さらにコストに対してリターンの期待値はいかに!?

筆者は小学生が中学受験に臨むにあたり、いくら優秀な生徒でも参考書片手に難関中学の入試を突破することはない、と断言しています。一般的にも大手塾に通うのが常となっていて親の課金ゲームだ、などと言われていますよね。トータル300万円ほどかかる受験費用(塾)を高いと見るか安いと見るか、という観点から筆者は「安い」と判断しています。

その根拠や塾の選び方、受験科目別の攻略法についてまで詳しく書かれています。また中学受験を経て私立中高一貫校に通わせることによる期待値は「大学がワンランク上がるかもしれない」、あるいは「浪人生が現役になるかもしれない」という程度のもの、と結論づけています。

こうした受験産業は世間が思っているほど教育効果は大きくないが、効果がないものを高く売っているわけでもなく、ちょうどいい具合に値付けされている。

コスパで考える学歴攻略法148ページ

塾(300万円)と私立中高一貫校(6年間/700万円)の費用を合わせて約1000万。これをどう捉えるか、といったところでしょうか。

高校受験について

テスト

さて、多くの人がこのルートを辿ることになるだろう、高校受験ルートについてです。

公立高校からも難関大学に合格する人がたくさんいるのは理解しているのの、中学受験組になんだか遅れを取っているような気になっている方もいるのではないでしょうか。高校受験組の我が家もそのうちの一人でした。ですが、それで何の問題もない、と言うのだから自信を持って高校受験に臨みましょう。その理由については本書を読むとよく分かります。

では、中学受験組と大学受験で同じ土俵で戦うためにはどう攻略したら良いのでしょう。

それは「英語」です。

中学受験組が必死に受験勉強をしている時間を使って中学受験科目にはない「英語」学習を進めることです。

その英語学習についても詳しく書かれているので本を手に取って読んでみてください。本書の中で紹介されていたおすすめの本も載せておきます。

英語学習については留学することをとても推奨されていますが、「英会話教室」や「オンライン英会話」などを利用するのも有効な手段としています。我が家も小学校高学年からは英語学習に取り組む方針でコツコツ励んでいるのでこちらの記事も参考にしてみてください。

また、高校受験組の一番の問題は「数学の遅れ」になるそう。中高一貫組が膨大で難解になる高校数学をゆっくりじっくり学習しているのに対し、高校受験組は短期間で習得しなければなりません。これこそ最大の弱点となるのでしょう。しかし「数学の遅れ」が出ることを知っていれば何かしら対策をとることもできるのでまたそのタイミングで攻略していきましょう!

まとめ

簡単にこの本の気になる部分をピックアップして紹介させてもらいました。

この本には教育系の雑誌などには書いていない真実や攻略法が細かく書かれています。子どもの進路を考える際にご自身の歩んできた経験を踏まえて役立ててみてください♪

最後までご覧いただきありがとうございました。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • とても参考になりました。
    英語はやっぱり必須ですね。これから子供たちが受験に向かっていくので私も学んでいこうと思います。

    • コメントありがとうございます!
      そうですね、英語はやれば成果も得られそうでやりがいありますよね。
      私も今後とも学んでいこうと思います^^

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