少年サッカー4年やってもBチーム。それでもやって良かったと思う理由

少年サッカー、4年やってもBチーム
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メイヤー

こんにちは!

息子(小3)は少年サッカーをやっています。

幼稚園年中頃から始め、かれこれ4年程経ちました。

サッカーを始める前はお姉ちゃんに付き添ってテニスをやっていたこともありましたが、息子のかねてからの希望でサッカーを始めることに。

今では息子の生活のメインになっていて、スクール生からコーチに声をかけられた選ばれし者だけが入れる選手コースに入れてもらっていますが、チーム内では下位層に位置付けられています。

大事なリーグ戦では出れるか出れないか、みたいな時もあり、朝早くからの招集に付き合う親の私たちはヤキモキ…

そんな苦しい状況な上にこうも思っていました。

  • 選手を目指すつもりはない
  • サッカーより勉強して欲しい
  • 親が大変だからスクールで十分

そんな私たちでも今はやってみて本当に良かったと思っています。

今同じように苦しい状況だったり、これからサッカーを始めるにあたってどんなスタンスでサッカーと向き合ったらよいのか悩んでいるあなたに見て欲しいです。

一般的な育児書に書かれているようなことではなく実体験から感じたことをお伝えできればと思います。

ぜひ覗いていってくださいね。

サッカー少年
目次

やって良かったと思う理由

苦しい状況であるにもかかわらずサッカーという大好きなものに出会え、サッカーを通じてたくさんのコトを学び、享受できているからデス。

サッカーを通じて学べるコト、得られるコトって何なの?

メリットからデメリットまで具体的にお話ししていきますね。

少年サッカーのメリット・デメリット

ボールをける人形

メリット

メリット
  • 良き友達に出会える
  • 友だちづくりのツールになっている
  • 体が逞しくなる
  • メンタルが鍛えられる
  • 挨拶・礼儀・マナーを学べている
  • 自分を客観視できるようになる
  • 努力が必要なことを知った
  • ストレス発散できる
  • なにより好きな事に出会えた
  • サッカー観戦が楽しめるようになる(親)

良き友だちに出会え、友だちづくりのツールにもなっている

サッカーはチームスポーツです。

クラブチームに所属したことによってたくさん友だちができました。

また、サッカーをやりたいがために公園にも行くので公園でサッカーをやっている子に声をかけて一緒にやる、ということができるようになりました。

そこに年齢による垣根はありません。

息子(小3)

今日は4年生に入れてもらったー。名前は知らないけどね。

体が逞しくなる

今のクラブは練習日の参加に加えて同スクールに参加することも許されています。雨が降ったり、休みが入らなければ週に4~5日サッカーができる環境にあるのです。

練習や合宿を通して心身共に逞しくなりました。

  • 体ががっしりした
  • ケガに強くなった
  • 暑さに強くなった

運動したことによる効果かどうかは分かりませんが、ひょろひょろだった体ががっしりしました。

どちらかと言うと好き嫌いが多く小食だった息子が、ごはんもすごくよく食べるようになり、縦にも横にもよく伸びました。

また、以前は夏の日差しや暑さにとても弱く、以前コーチには

おまえは暑さに弱いな~

なんてよく言われていましたが、炎天下の中何時間もプレイできるようになりました。

もちろん熱中症対策はした中ですけどね。

少しの擦り傷なんかも日常茶飯事なので、大騒ぎしなくなりました。

良い意味ですごく男の子らしくなっています。

メンタルが鍛えられる

  • 挨拶・礼儀・マナーを学べている
  • 練習や合宿に参加することで精神的に成長できた

挨拶から始まり、礼儀やマナーを学ぶ良い機会にもなっています。

「お願いします」や「ありがとうございました」などの当たり前の挨拶が自然と身に付きました。

長期休みごとには合宿が入ってきます。

バスで移動して一日中サッカーに明け暮れ、夜はサッカーのルールや戦術を学ぶミーティングをします。

やんちゃな子が揃ってのお泊りなのでそこでのケンカやハプニングはつきものですが、ものすごく楽しいそうです!

ゲームやテレビも皆無。

お小遣いもナシ!

身支度から荷物の管理も自己責任。

それでもめちゃくちゃ楽しいなんて今の時代にはほんと貴重な機会です。

どちらかというと周りを気にして控えめだった息子は、そんな元気なお友だちと関わることで自由に自己表現できるようになったように思います。

合宿当日のお弁当
合宿初日は捨てられる容器でお弁当持参
息子(小3)

夜はケンカで大変なんだけどさー、あの子があんなことしてめっちゃおもしろかったー!くっくっく!

自分を客観視「自己評価」できるようになる

自分より上手な子を見ることで自分を客観視して適切な「自己評価」ができるようになりました。

「自分を正しく知る」ことは感情をコントロールする上で非常に重要です。

サッカーを通じてコミュニケーションを取ることや、悔しい気持ちを知ることで人の気持ちを理解することにも繋がっています。

余談ですが、最近読んだ本の中にこんなことが書かれていました。

 

非行少年の特徴は以下の「5点+1」にまとめることができる

・認知機能の弱さ…見たり聞いたり想像したりする力が弱い

・感情統制の弱さ…感情をコントロールするのが苦手。すぐにキレる

・融通の利かなさ…何でも思いつきでやってしまう。予想外のことに弱い

・不適切な自己評価…自分の問題点がわからない。自信がありすぎる、なさすぎる

・対人スキルの乏しさ…人とのコミュニケーションが苦手

+1・身体的不器用さ…力加減ができない、身体の使い方が不器用(スポーツなどを経験している子はあてはまらない事も多い)

出典引用 子どもが心配;養老孟司

学校生活の中でこれらのことは養われていると思いますが、サッカーをやることでもこのような問題点を回避することに一役買っています。

自分を知ることで自分は何をすべきか、何が足りないか、ということも分かり努力が必要なことも知りました。

行動につながっているかというのは別の話ですが…

サッカーボール

そして困ったときに頼りになるのはやはり本です。

最近は親も息子も本から学んでいることも多く、助けられています。

こちらにおすすめのサッカー本を紹介させてもらっているので参考にしてみてください。

サッカー漫画で人気のアオアシなんかは息子も大好きで繰り返し読んでいます。

ネバーギブアップの精神を学んでいますよ。

好きなことに出会えた

なにより息子が夢中になれるものに出会えた、というのはラッキーでした。

Bチームで悔しい思いもあるにもかかわらず、なによりサッカーが一番!楽しくて仕方ないそうです。

ゴールを決めた瞬間は何にも代えがたく最高に気持ちイイんだそう。

私はそんな息子に

宿題が終わってからじゃないとサッカー行けないよ!

明日のサッカーでいいプレーしたいんだったら早く寝た方がいいんじゃない?

など、鬼ババ化しています。

サッカーの練習

ストレス発散の場

このくらいの男の子になると感じることは、なによりパワーが有り余っているということ。

一日中雨だったり、引きこもっている日なんかはもう暇を持て余したゴリラのように家の中をウロウロウロウロしてビニールのボールを蹴ってみたり、大きな声を出したり、お姉ちゃんとケンカしたり、パワーを発散する場の必要性を感じます。

スポーツを通じて気持ちをリフレッシュしたりストレス発散できる、ということを今のうちにたくさん感じて欲しいですね。

サッカー観戦を楽しめるようになった(親)

恥ずかしながら今まで日本代表戦の試合を見たりしても、プレーの上手さにピンときていませんでした。

何というか、サッカーってこういうもの、という感じ。

ですが今は日本代表選手のパスのうまさ、ボールのタッチなどの凄さ、スーパープレーなどに感動することができて楽しさが倍増しています。

選手一人ひとりの背景にあるドラマも感じられて余計に感情移入してしまいます。

近いうちにJリーグなどの試合観戦にも行ってみたい!という楽しみもできました。

サッカー観戦

デメリット

  • 送迎が大変
  • 費用がかかる
  • 全員が試合に出られるわけではない

送迎が大変

選手として試合に出ていくことを考えると、とにかく送迎が大変です。

平日は週3日、土曜も練習で日曜日に試合(月に2.3回ほど)というパターンが多く、場所も時間も急遽決まったりする事が多いので予定も組みにくいです。

ハードなスケジュールと送迎を懸念して辞退している子も何人かいました。

試合当日は各自現地集合な上に車でしか行けないグランドも多いので車による送迎が不可欠です。

少年サッカーをやる上で大きな懸念事項になるかも知れないので対応可能なのか、難しいようなら協力できそうな友人はいるのか、などよく考えることをおすすめします。

費用がかかる

サッカーは他のスポーツに比べると道具にかかる費用は少ないかも知れませんが、それなりに出費はあります。

  • 試合参加費(都度1000円)
  • 合宿費用(2~3万円/長期休暇ごと)
  • 毎月の月謝(6000円)
  • サッカーシューズ(トレーニング用・スパイク)
  • ウェア(5万円)
  • 交通費(都度)

あくまでも今属しているクラブに係る費用になりますが、そのほかに選手登録費や年会費などもあります。

チームスポーツはユニフォームを揃えないといけないので全身揃えると高額です。

また、息子の場合サッカーシューズが合うのが見つからず苦労しました。

結果的に幅広のシューズしか合わないということが分かったのですが、サイズもすぐ大きくなるし、汚れて臭くなって洗い替えも必要だし、で何回買い替えたか数えたくありません。

幅広シューズはミズノ、アンブロですよ。

サッカーどろんこ

サイズは半年ほどで21.5cmから23cmを履くようになっ!!

全員が試合に出られるわけではない

AチームはAチームの試合。

BチームはBチームの試合に出ています。

少年サッカーといえど大事な試合ではシビアに選手を選抜していて全員が試合に出られるわけではありません。

時間や労力を費やしているのにこれには耐えられない!という場合はチームを変えてみたり、他のスポーツに視野を広げるというのも手です。

テニスや格闘技などの個人スポーツはエントリーさえすれば誰でも試合に出られる、というのは大きなメリットですよね。

息子の変化

サッカーチーム

2年生の秋ごろに選抜され、3年生になる春頃から本格的に選手コースの練習に参加し、周りのレベルの高さに圧倒される日々でした。

本人も分かってるのか分かっていないのか身体能力の差やレベルの差を感じつつ、急に組まれる練習や試合に参加しては親の私たちは落胆していました。

サッカー選手になるわけでもないのにこんなに時間と労力をかけて頑張る必要があるのだろうか…

本人もそのうちやめたい、とか弱音を吐いてくるかも知れないから今のところもう少しだけ見守ろう。

毎回ひとつだけでも良いところがあったら褒めよう。

などと応援するつもりではいたものの、複雑な気持ちでいっぱいでした。

本人も楽しそうにやってる様子がなく、覇気がない状態が続いていたのでこのような世界に入ってしまったことを少し後悔し始めた頃、Bチームの公式戦で初ゴールを決められたことをきっかけに生気を取り戻したんです。

それでもやっぱり息子の希望しているフォワードではほとんど使われることもないし、苦しい状況が続いています。

ディフェンダーで出た試合では腐ってひどいプレーをしてしまったこともありました。

ですがそういう経験を経て奮起する姿、各ポジションによる役割を全力で全うする姿も見られるようになってきたのです。

息子(小3)

アニメ「アオアシ」のあしとくんも同じような状況ですごく参考になる~

まだまだ練習や努力が足りないように見えますが、自ら朝練をパパにお願いしたり、サッカーの練習をサボろうとしたことは一度もありません。

何よりサッカーが楽しいようです。

夢中になれて少し得意なことがあるという事は自己肯定感のUPにも大いに貢献してくれます。

また、夢中になっている時は脳の神経細胞がつながって頭が活性化されるらしいのです。

すると、勉強もできるようになるようなのですが、あわよくばそんな相乗効果にも期待してしまっています。

さいごに

サッカーゴール

今思うと幼少期のサッカーはみんなそろってお団子サッカーで本当にかわいく平和でした(笑)

年齢が進んで本格的にサッカーをするようになったことで複雑な思いも多々ありましたが、それ以上に得られたものがたくさんあり、トライしてみて本当に良かったと思っています。

やってみて違う、と思ったらまた次(他)にチャレンジすれば良いのです。

「やめ癖がつく」、や「嫌なことをすぐに投げ出す人間になる」、などというのは違って、自分にぴったり合うものに出会えたらどんどんハマっていくでしょう。

息子もこの先サッカーとどんな付き合い方をしていくか分かりませんが、子どもの伴奏者としてしっかり観察してあげたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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