こんにちは!
歴史漫画って戦国時代の戦いのシーンが怖かったり、絵が好きな感じじゃなかったりと、女の子は好きになれない、という要素がなんとなくありますよね。
我が家にも何冊かあるのですが娘は手に取ってくれませんでした。
そんな時に出会ったのが漫画「ちはやふる」です。
作者「末次由紀」先生が書く内容がおもしろいのはもちろんのこと、絵がとっても華やかで目を惹きます。
2007年に創刊され、映画化やアニメ化で少し前にブームがきていた「ちはやふる」ですが、50巻目の最終巻が2022年12月に発売される予定です。
今読んでも魅力あふれるこの作品に、娘はすっかり魅了されて古典好き⇨歴史好きに発展しているので少しでも魅力をお伝えできればと思います。
参考になった書籍の紹介もさせてもらいます。ぜひ楽しんでいってください♪
絵も大好きで、マンガの表紙を見ているだけでテンション上がる〜💓
こちらも併せてご覧ください♪
「ちはやふる」好きから「歴史好き」に発展した理由
まず冒頭でもお話しさせてもらった通りに、マンガ「ちはやふる」を読んでから百人一首に興味を持ち⇨古典に興味を持ち⇨歴史に興味を持つようになりました。
なぜかというと、「ちはやふる」は百人一首を使って争う「競技かるた」が題材のお話しだからです。
百人一首のことはもちろん、競技かるたに白熱する主人公やその登場人物たちに娘は強く惹かれました。
それと同時に百人一首の意味や訳についても素晴らしい絵とともに紹介されているので興味を持ち、その詩の時代背景にも憧れるようになりました。
私も平安時代に生まれたかった。
お友達に貸してあげたらその子もハマって今はクラスでプチ百人一首ブーム。
なんて言ったりしています。
歴史まんががどうも苦手だ、興味もないし、読まない。
という方は少し視点を変えて漫画「ちはやふる」から入ってみるのはいかがでしょうか。
こちらの記事も見ていただけると嬉しいです。
まんが「ちはやふる」の概要
- 掲載誌:「BE・LOVE」(講談社)
- 2007年12月〜2022年(全50巻)(50巻/2022年12月発売)
- アニメ化、実写映画化
- 累計発行部数2700万部突破
- 「第二回マンガ大賞2009」受賞、「このマンガがすごい!2010」第一位、2011「第35回講談社漫画賞少女部門」受賞
小倉百人一首(古典)に興味が出る
小倉百人一首は日本で最も愛された古典のひとつです。
作中にはたくさんの和歌が紹介され、登場人物の得意札となったり思い入れのある詩となって思いを馳せるシーンなどもあります。
歌の内容が気になったり、知りたくなる子も多くいるでしょう。
「百人一首」を知ることで日本文化に触れ、古典に親しみをもつことができます。
私が好きな歌はやっぱりコレ。
「ちはやぶる 神代も聞かず竜田川 からくれないに 水くくるとは」在原業平朝臣
この歌は、紅葉の屏風絵の前で「在原業平朝臣」が想像で詠んだ歌だそうです。聞く人の想像力が試される歌なんですね。
こういった歌の意味を理解するのに役立った本はこちらです。
歌の直訳だけでなく、意訳まで分かりやすく書いてくれています。詠んだ人物や情景についても解説されているので百人一首の歌を深く理解することができました。
歴史に興味が出る
百人一首や古典に興味を持つと自然と時代背景にも目が向いてきます。
百人一首は平安時代末期から鎌倉時代初期の頃の有名な歌人、藤原定家(ふじわらのていか)によって選出された歌集だと言われていますが、ひとくくりに「百人一首」、歌集、と言っても約600年の時代の幅の中から百人の歌人を選び、その中から一首を選出しています。
約400年続いた平和で華やかな平安時代の歌が大多数ではあるものの、武士の時代の鎌倉時代へと変換した時代でもあり、詠んでいくうちに「ん?これはどういうことだろう?」と、その歌の時代背景や歴史にも興味が出てきます。
古典から歴史へと興味が広がるきっかけになり得るのです。
こちらは百人一首の情景や時代背景をを知るのに活躍してくれた本です。
少しお高いですが、百首すべてオールカラーのまんがで描かれているので百人一首が初めての子にも楽しく読めます。
厚みが約⒋5センチもあり、読み応えがあります。
百人一首って100首のうち43首が恋の歌だそうです。
女の子は共感しながら歌の意味を理解していけるでしょう。
こちら「学研プラス」から発行されているのでちゃんと学習できるページもあります。
内容と照らし合わせながら読み進めていくと理解が深まりますね。
最後の方には「歌さくいん」も載っていて、上の句や下の句それぞれから索引できることに娘は感動していました。
この本は本当に買ってよかった!百人一首への理解がより深まるよ。ただ、政治的な話も多いから分からないところもあって、歴史への興味へとつながったよ。
「ちはやふる展」に行ってきました
先日は名古屋で行われていた「ちはやふる展」に行ってきました。
松坂屋入口に大きく飾られた横断幕に驚きつつ感動して思わずパチリ。
内容も思っていたより展示物が多く、原画が見れたりと、「ちはやふる」の世界観にひたることができました。
撮影OKのものと撮影NGのものがあり、NGなものの中には末次由紀先生が実際に使っていた資料用ノートなどもありました。
マンガが作られる過程の一部を覗くことができますよ。
そしてなにより絵が素晴らしくて見惚れてしまいます。
絵の写真もたくさん撮ったのですが画像だと魅力が半分しか伝わらないので控えさせてもらいますね。
お近くの方はぜひ会場に足を運んでみてください。
マンガの表紙になっている原画がなどが見れて感動しました💓原画は印刷されたものよりもっと細かいし、色使いが本当にキレイでした!
ちはやふる展ではグッズ販売もされています。
欲しいものだらけで目移りしてしまった娘。自分のおこづかいから少し出したりと、たくさん買えてとても満足そうでした。
公式サイトに値段も載っているのでチェックしてから行くと迷わなくて良いかも知れませんね。
まとめ
マンガはもうすぐ最終巻を迎えますが、娘の「ちはやふる熱」は始まったばかりです。
マンガの初版は2007年と言えど今時の子どもたちも夢中になるくらい、決して色褪せていません。
修学旅行で京都・奈良に行かれる方も多いことでしょう。
青春や感動も味わえて勉強にもなる「ちはやふる」おすすめです。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
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