こんにちは!
我が家はくもん算数、国語と姉弟二人とも3年以上継続している公文マスターです。
英語については姉が公文英語を2年ほどやり、現在は「ECCジュニア」に通っています。
そんな我が家の体験と共に、両教室の良し悪しについても言及しています。
公文英語ってどうなの?ECCは?
と気になっている方は参考になると思いますので見ていってくださいね。
- 公文英語とECCジュニアの学習方法や特徴
- 公文英語とECCジュニアの良いところ・悪いところ
公文英語について
公文英語は、インプットがメインの耳から聞いて書く、読むを繰り返す英語の土台づくりをする学習法。気が付いたら成長している、という状態の実現を目指している。
飽くまでもプリント学習なので耳からのインプットをして音読はするものの、自分で考えた言葉を発するという行為はしません。
公文英語について見ていきます。
費用
入会金は必要ありません。
*英語学習開始時に、専用リスニング機器「E-Pencil」6,600円(税込)を購入します。
学習方法
E-Pencilという音声ペンを使います。
プリントをなぞると音声が出る仕組みで、これでネイティブの発音を繰り返し聞くことができます。
他の教科と同じように、週に2回教室に通い、大体一日/5枚ペースで進めていきます。
始めは書くことはせずにリスニング中心のBOOKからスタートします。
始めは幼稚園児でもスイスイと進めるような簡単な内容なので、すぐに中学生レベルに到達できます。
公文英語BOOKより抜粋
A→B→Cという順に進んでいきます。Cまではリスニングのみで書くことはしません。
ある程度リスニングとリーディングができるようになってからD教材でアルファベットを書く練習から始まります。
- E-Pencilでリスニングを聞く
- 聞きながらプリントに回答
- 音読箇所を制限時間内に3回音読する
- 自宅でのホームワークでプリント学習をこなし、基本的にはプリント(1セット5枚)が100点になってから教室で先生に音読チェックをしてもらいます。
- 先生から音読もOKが出ると次のプリントに進めます。
公文英語の特徴と良し悪し
- プリント学習
- 書き抜き問題や選択問題が豊富
- E-Pencilでネイティブのリスニングができる
- 音読を先生に聞いてもらえる
娘は3教科同時受講していて、3教科とも枚数が少しずつしかこなせなくなり、コスパがすごく悪くなってしまいました。量をこなせる子は他教科の学習と同時に先取り学習ができます。
英語学習とは言え、英会話ではないので先生と英語でのキャッチボールはありません。
英検対策や中学・高校の英語教科の向上を目指す目的のためであれば有効です。
E-Pencilからネイティブの発音は聞けるので、リスニング力や長い英文を読んで内容を理解して問いに答えるような問題には適した学習法と言えるでしょう。
公文英語が向いている子
- 自宅でコツコツ音読や学習ができる子
- 教室での音読に抵抗がない子
- 量をこなせる子
大きくなると他の子が学習している教室の中で音読をする、というのに抵抗がある子もいます。
娘の場合は量をこなせなかった、というのに加えて一人で淡々と進めていく、というスタイルが合いませんでした。
ECCジュニアについて
独自のカリキュラムや教本に沿って総合的(「読む」「聞く」「話す」「書く」)に英語を学べる学習方法。
ECCジュニアは、年齢や英語レベルによって受講クラスを選択する仕組みになっています。
それぞれのレベルに合った「読む」・「聞く」・「話す」・「書く」を学習到達目標に向けて進めていきます。
「英検対策コース」もあり。
- 小学低学年~小学高学年まではスタンダードクラス「英語・英会話」にスーパーラーニングプラン「中学準備・読み書きプラス」をプラスするとハイレベルな英語学習ができる
- 無学年生の「英検対策コース」がある
費用
- 入学金5500円
- 教材費(受講クラス別)
- 検定料(ECC独自の検定試験)
などがかかる。
受講クラスによって教材費や月会費も変わってくるのでよく確認する必要があります。
詳しくはホームページをご確認ください。
学習方法
能力に合ったクラスに配属され、年度初めに教材のBOOKが用意されるので一年を通してBOOKの流れに沿って学習していきます。
受講クラスによって違いますが、娘が取っている小学高学年の「スーパーラーニングプラン」でやっていることを一部紹介します。
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- 「文法」と「つづり字」学習
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口頭練習を通して学習した文型や表現を、文法的なアプローチでさらに定着させます。穴埋め完成、並べ替え英作文、和文英訳などを中心としたタスクに取り組みます。
- 英語絵本の多読
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「多読」とは、やさしい英文を大量に、速くすらすらと読む読書法。研究されたオリジナルの絵本を使って年間30冊の多読を行います。絵本を楽しみながら大量の英文に慣れることで、自然と文法や語彙の知識が増し、読解力や構文能力がアップします。
英文の大量筆写
レッスンでは、「英語・英会話」で学習したアルファベット・単語・文の筆写を行います。何度もくり返し筆写することで、習った内容がしっかり定着し、英語を速くきれいに書く力が養われていきます。タイム測定しながらの筆写など、集中して取り組めるよう工夫しています。
*ECCジュニアホームページより抜粋しています。
英語圏ならではのイベント(イースター、ハロウィン、クリスマスなど)の際にはゲームをしたりと楽しそうですよ。
ECCの特徴と良し悪し
- 年齢や英語レベル別のクラス(小人数制)
- 年単位で教材に沿ってカリキュラムを進める
- 英語4技能(読む・聞く・話す・書く)を総合的に学べる
- 受講クラスをオプションで追加できる
- 年度終わりにECC独自の検定試験がある
ホームワークも学習向上に欠かせないとしていて、ホームワークシート(宿題チェック表)をもとにCDを聞いたりDVDを見るなどしながら単語やフレーズを反復練習して定着させていきます。
学びの土台となる自律学習習慣を身につけます。
ホームワークや自律学習習慣については「公文」と同じ考え方ですね。
英語はやはりコツコツありきです。
こちらはPAクラス(ECC2年目以降)の子が受講しているクラスのBOOKです。
公文と比べて進みは遅いように感じますが、簡単なフレーズを文法から丁寧に学習しています。
4年生くらいになると「書く」ことが難しいことではなくなってくるので「聞く・話す」に加えて「読む・書く」をすることで定着度が増します。
ECCが向いてる子
- 英会話を楽しみたい子
- 一緒に学習する子がいることで励みとなる子
- コツコツ宿題ができる子
5年生からECCジュニアに通った娘
5年生になると、英語への理解力や本人のやる気も伴ってきます。
1年間やった今、先日英検4級に合格。
最近は簡単な英語の簡単なフレーズを教えてくれることもあります。
「”ごみを出す”って英語でなんて言うか知ってるー?」
Take out the garbage.
(ごみを出す)
おぉ~~!!(拍手)
など、簡単なフレーズが家の中でも出てくるようになってきました。
発音もとてもGood!です。
娘も、
ECCでは自分で言葉を選んで発言出来るから楽しい!
と会話を積極的に楽しんでいる様子です。
次は英検3級だ!と意気込んでいますよ。
*「英検対策コース」は特に取っていません。
また、ECC2年目となった今は定期的に英語でスピーチをする機会があります。
定型文に沿って自分で考えた英文を暗記してみんなの前で披露します。
そういった英会話教室ならではの強みを楽しめる子にとっては楽しく学べるでしょう。
フランチャイズなので先生によってカラーや個人差があります。
娘がお世話になっている先生は子どもが楽しめるイベントを開催してくれたり、英検前にはプリントを用意してくれ、補習まで行ってくれました。
ホームティーチャーで英会話となると特に子どもと先生との距離が近く、相性も大事になってきます。
最初の無料体験レッスンや面接で子どもの意見もよく聞いて検討しましょう。
私が入会する時に決め手となったのは、先生の印象や実績とともに「私にお任せください!」という自信が垣間見れたことです。また、無料体験レッスンを受けた時の娘の「やりたい!」を尊重しました。
まとめ
公文英語とECCジュニアについて言及してきました。
英語学習は周りに自然と英語があふれる環境でない限り、結局は自分でコツコツ積み上げていくのが一番です。
頭も耳も柔軟な今のうちにたくさん吸収していけるといいですよね。
教室選びに困った際に少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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