こんにちは
息子はこの春小学3年生になりました。
年中(5歳)の秋頃から個人宅でやられている先生のところに通ってピアノを習っています。
週一回のレッスンで現在3年半ほど経過しました。
その効果についてお話しさせていただきたいと思います。
- 男の子の習い事でピアノってどうなの?
- どんな効果があった?
- どのくらい練習した?
など、男の子の習い事としてピアノを考えている方の参考になると思うのでぜひ見ていってください。
3年間やった息子の現状
結論、やらせてみてとっても良かったです!!
何が良かったかと言うと、
- 音楽的な感性が身に付き、学校の音楽の成績が良い
- こつこつと練習することで習得できるという実感・自信が得られている
- 週に一度先生のお宅におじゃますることで、礼儀作法を学べている
- 発表会などの緊張する場でピアノを披露するという度胸が鍛えられている
- 少し先の目標(発表会や試験)に向かって努力するという過程を学べている
- 音楽を楽しむという世界観に触れ、人生に彩を添えてくれる
ひとつひとつ見ていきます。
①音楽的な感性が身に付き、学校の音楽の成績が良い
昨年度の個人懇談のこと、先生に
音楽的な感性がとっても豊かで音楽の授業をすごく楽しんでくれています。
と話してくださいました。
「鑑賞」の授業があった時に、息子が目を輝かせてその日の授業の話をしてくれたことを覚えています。
今日の音楽の授業の時、すごく楽しい曲を聴いたんだよー♪
音符や休符などの記号の勉強も始まってきます。
習ったことのない子どもたちにとって、少ない授業時間で音符や休符を理解するのは少し困難です。
小学生のうちは成績といってもまだ漠然とした評価に過ぎませんが、中学生の内申点は国語や算数の「5」と音楽の「5」も同じ点数として評価されます。
音符や記号が分からないことで苦手意識を持ってしまう子も多いと聞きます。
今年度の息子の音楽の成績は全部「◎」でした。
②こつこつと練習することで習得できるという実感・自信が得られる
ピアノは毎日の練習が必須です。
ピアノの練習が終わらないとテレビ、ゲームはダメだよ。と、なかば強制的にやらせてきましたが、
「コツコツと練習すれば身に付くんだ」、ということを学ぶことができます。
簡単な1曲を弾き切るにも
右手二回ずつ
左手二回ずつ
両手合わせてやってみる
など少しずつ工程を踏まないと1曲弾けるようになりません。
ですが、この工程を経て素敵で楽しい曲を弾けるようになる喜びを実感することができます。
このコツコツと練習することの大切さというのは、何をするにも必要になります。
これを小さな頃から実感できるのがピアノです。
③礼儀作法を学べている
息子は個人宅でレッスンしている先生に教わっています。
ご自宅でピアノを習うとなると、服装などは普段着で構わないのですが、清潔感を保てているかどうかには気を配ります。
- 爪が伸びていないか
- 靴下を履いているか、また、汚くないか
- 手はキレイか
- 服が汗や泥などで汚れていないか
- 靴が泥まみれじゃないか
最低限です。
男の子って外遊びをたくさんするので靴下がすぐ泥だらけになったり、すごく臭かったりします、、、。
レッスン前まで外で遊んでいたり、暑い日の学校帰りなんかは点検必須です。
レッスンを受ける前に身だしなみを整えるというマナーも学べています。
また、お月謝を先生にお渡ししてレッスンしてもらっているという認識もできてきます。
始まる前の「お願いします」、「ありがとうございました」から始まり、お月謝をお渡ししたり、何かのイベントの際のお礼などは、息子自身にさせたりもします。
親が先生に接する姿というのも見ているので、人に何かを教わるという姿勢も学べています。
④発表会などの緊張する場での度胸が鍛えられている
息子はこれまで、発表会を一回。ヤマハのグレード試験を一回受けています。
昨年度の発表会では
こんなにたくさんの人の前で失敗したらどうしよう!今まで生きてきた中で一番緊張する!
と、舞台裏で言っていたのを覚えています。
いざ舞台上に立ち、演奏をやり切った息子は立派に見えました。
これからの人生でも人前に出て何かスピーチを披露したり、試験を受けたりと、避けて通れないイベントはたくさんあります。
大きな会場の舞台上で一人でピアノを披露する、なんてことはとても貴重な体験になります。
息子は学校の授業での発言・発表や、学級委員などに立候補したりと積極的です。
このような体験をしたことで少しずつ度胸がついているのではないでしょうか。
⑤少し先の目標(発表会や試験)に向かって努力するという過程を学べている
前述した「こつこつと練習することで習得できるという実感・自信が得られる」に似ているのですが、少し先の目標を設定してそれに向かって努力する、ということを学べています。
発表会や試験は半年以上前から分かっているイベントです。
息子はよく「今年の目標」などに掲げていました。
⑥音楽を楽しむという世界観に触れ、人生に彩を添えてくれる
これは息子にピアノを習わせたことで私が最も気に入ってる部分かも知れません。
我が家は音楽教育に熱心というわけでもない、一般的サラリーマン家庭です。
普通に生きていると、煩雑な生活の中で子どもがきちんとした場所に行く機会はほとんどありません。
そんな中、子どもの発表会であってもきちんと正装をして各々が長い間かけて練習してきたものを大きな会場で披露する姿を目の当たりにするのです。
生の音楽というのは、体や胸に響き、会場全体に素晴らしい音色が響くことで感動を与えてくれます。
音楽に触れることは今後の人生にも彩を添えてくれます。
ピアノを習わせていることによって音楽の世界への垣根が低くなっていることは間違いありません。
息子は今サッカーも頑張っていますが、サッカーや勉強で行き詰った時にも心の拠り所としてピアノや音楽を楽しんでくれるといいな、と思います。
海外の子どもたちはたしなみとして楽器を習う
余談ですが、海外の子どもたちは、たしなみとして楽器を習うそうです。
将来海外留学でもした際に
さて、楽器でセッションしようよ
なんてことになるかも知れません。
ピアノ界のトップアーティストに触れる
クラシックなんかは子どもに聞かせてもすぐに飽きられてしまいますが、今は素晴らしいアーティストの方々が素人でも楽しめるようなYouTubeをあげてくれていたりします。
角野隼斗さん
最近は歌番組などでもお見かけするようになりました。
この方は間違いなく天才でとても真似できませんが、息子とYouTubeを見て刺激を受けています。
東大出身で世界的ピアニスト。素敵すぎます。
あこがれるーっ
いつかコンサート、行ってみたいです。
男の子はピアノが上手になる要素があるかも!?
これは我が家の例に過ぎないのですが、我が家は長女にもピアノを習わせていました。
教職が取れるくらいのレベルまで弾けるようになったものの、楽譜も複雑になり、譜読みもできるのか怪しいまま、練習がイヤになり、辞めるに至ってしまいました。
一方息子は練習をさほど嫌がりません。
練習量は通常時ほんとに恥ずかしいくらいしかしません(一曲1,2回ずつ、や時間にして15分程度)が、ほぼ毎日きちんとやります。
譜読みも最近は私が教えることもなくできるようになりました。
どうやら難解なゲームをクリアしていくような感覚があるようです。
息子は「マインクラフト」などのゲームも大好きで、難解なコマンド入力も根気強く取り組んでいます。
同じような感覚があるのかも知れません。
まとめ
ピアノを習うことによって得られるメリットについて挙げてきました。
男女問わずして脳科学の観点からもピアノを習うことで暗記力や、集中力が鍛えられると言われています。
また、耳が鍛えられ、英語の聞き取り能力にも良い影響を及ぼすそうです。
男の子にピアノを習わせようか悩んでいる親御さんは一度体験レッスンに行かれてみることをおすすめします。
子どもが思わぬ才能を発揮してくれるかも知れませんよ。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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