こんにちは!
京都は何度か行っていますが、今回は歴史や百人一首に興味が出てきた娘の希望もあって再訪です。
京都って行きたいスポットがたくさんあるのでどこを観光したらいいか迷ってしまいますよね。
とくに子連れだとどこを回ったらいいか分からない…交通手段は?と。
子どもたちもやっと歩ける年齢(小学生)になり、車は近くに停めて嵯峨野・嵐山近辺を休憩含め5時間ほど歩き回ってきました。
計画的に目的地に行くことで嵯峨野・嵐山近辺を満喫してこれましたので、ひとつの選択肢として参考にして頂けたら嬉しいです。
子連れだとベビーカーを利用したい方もたくさんいらっしゃると思いますが、ベビーカーはあまりおすすめできません。特にハイシーズンだと大人が歩くのも大変なくらい混雑しています。ベビーカー利用が無理なわけではないですが、砂利道などもあることから利用できない場面も想定しておくことをおすすめ致します。
京都:嵯峨野・嵐山を散策
京都駅からの移動手段は基本的には公共交通機関の利用が推奨されています。
- バス(一日乗車券など)を使う
- 電車(JR線)を利用する
- 電車(地下鉄線と嵐電線、地下鉄線と阪急線)を利用する
特にハイシーズンなどは車の渋滞もすごいことで有名ですよね。
子連れ旅行でバスや電車を乗り継ぎ、さらに歩き回るとなるとハードルが高いのが現実です。
我が家は駐車場予約ができる「アキッパ」を利用しました。
駐車場はアキッパ
京都嵐山といえば世界中の人から人気の観光スポットです。
大勢の人が訪れることから車での観光は基本的には推奨されていませんが、「アキッパ」を利用することで車を置いて一日気兼ねなく観光してこれました。
今回は「天龍寺」の周辺で駐車場を探しました。
検索窓に「天龍寺」と検索するとたくさんの候補地が出てきます。
日時や車種で絞って自分の条件と合うところを探して予約しましょう。
【akippa(あきっぱ!)】Mapから目的地を決めよう
計画的に目的地に行くことをおすすめします。
今回のルートは、
竹林の小径→野宮神社→「喜重郎」でランチ→天龍寺→竹林の小径→御髪神社→嵯峨嵐山文華館(旧:時雨殿)でお茶→ホテル
行動範囲は狭いように感じますが、朝10時に着いてお茶が済んだのは15時の約5時間。
11月のハイシーズンで人も多く、歩き疲れて子どももギブアップ。もうひとつ行きたかった神社も泣く泣く断念しました。
それでは一日を回想していきます。
竹林の小径
AM10:00
まずは嵐山駅の前のメイン通りから竹林の小径に入り、野宮神社へ向かいました。
メイン通りから竹林の小径に入るところがとても混雑します。人力車も通るので歩行者に停まることを呼びかけたり警備員さんが数名がかりで声を張り上げていました。
これでも地元の人からするとマシな方なんだそう。ピークの頃は歩けないくらいになるそうです。
野宮神社
縁結び・子宝安産の神様として信仰を集めるパワースポットです。
竹林の小径の途中にある小さなお社ですが、穏やかで神々しい雰囲気があります。
- 日本で唯一の「黒木の鳥居」
- 嵐山を表現した「じゅたん苔の庭」
- 撫でると願いが叶う亀石
この日は11月にもかかわらず日中は歩くと少し汗ばむくらいの陽気でした。紅葉が半分進んだもみじの隙間から見える青空が気持ちイイです。
嵐山でステーキ重ランチ「喜重郎」
AM11:00
竹林の小径をもどり、ランチを食べに行きました。
嵐山駅から徒歩3分。美しい庭園を眺めながらステーキ重が食べられます。
店内は広々していてお子様メニューもあるので家族でゆっくり楽しめますよ。
11時開店で11時前には列ができていました。夫が30分前くらいから並んでくれました
お店の回転は早いと思いますが、開店前に並んでしまえばおそらく開店と同時に入れるのでおすすめです。
(夫が並んでくれているうちに私と子どもたちはお土産散策へ。)
お店に入るとすてきな和風庭園がお出迎えしてくれます。
大人は和牛ももステーキ重を。息子は焼肉重をぺろり。
朝ごはんを少しにしておいた甲斐があったようです。
世界遺産「天龍寺」
PM12:30
「喜重郎」から徒歩3分、嵐山駅を降りてすぐ目の前にあるのが世界遺産(世界文化遺産)に登録されている「天龍寺」です。
天龍寺の見どころは3つ。
- お堂の達磨(だるま)図
- 庭園
- 法堂の雲龍図
庭園の拝観料は大人500円、小・中学生300円、未就学児無料となっていて、お堂に入るには別途300円が必要です。
①達磨(だるま)図
天龍寺のシンボルともなっていて人気の達磨(だるま)図です。
なんともインパクトのある達磨図。
旅行先のことなどなんでもすぐに忘れてしまう私でも数十年前に夫とここで達磨図を見たことを覚えていました。
今回子どもたちの印象にも深く刻まれたことでしょう。
②庭園
そして天龍寺といえばこのお堂に上がって縁側から庭園を眺めるのが醍醐味です。
歴史に思いを馳せながら四季を感じられる庭園をゆったりと楽しみましょう。
③法堂(はっとう)の雲龍図
特別公開期間にのみ参拝することができます。参拝する際には公式HP等で確認してから行きましょう。
法堂の天井に描かれた雲龍図はどの角度から見てもこちらを向いているように見える、と言われていてその迫力に圧倒されるようです。
また、庭園の向かいのお堂内でも雲龍図を拝見することができます。
伝統的でありながら、現代にも通ずるスタイリッシュさがありますね。
北門から出て竹林の小径へ
天龍寺の敷地内は広く、庭園は奥へと広がっていて四季折々の景色が楽しめます。
中でも境内には桜が約200本植えられていて春は桜の名所としても有名です。
奥へ進み、北門から出ると竹林の小径に出られます。
メイン通りからすぐの竹林の小径よりも、この辺りの竹林は荘厳な雰囲気に包まれたなんとも言えない独特な空間となっていました。
たくさんの人がこの雰囲気を切り取ろうと、立ち止まって撮影しています。嵐山観光の広告にも多く使われていますよね。
華やかな着物や袴を着て楽しむ若者も多く見受けられました。
日本で唯一の髪の毛の神社「御髪神社」
PM13:30
竹林の小径を進んでいくと日本で唯一の髪の毛の神社「御髪(みかみ)神社」があります。
日本で唯一の髪の毛の神社!おもしろいですね。
髪の毛を気にしている夫は念入りにお参り。
小さなお社でしたけど御朱印もしっかりありました。献髪して祈祷もしてもらえるんですね。
髪の毛を心配していそうな芸能人の方々の絵馬も発見しました。
絵馬ですら笑いを取ってくるところ、さすがです。
ひと笑いさせてもらってからまた竹林の小径を戻り、メイン通りへ。
注文しておいたお土産を受け取りに行きました。
嵐山のお箸やさん「遊膳」
こちら、嵐山駅前の通り沿いにあるお箸やさんで、名入れOKのお箸を選べば無料で名入れを承ってくれます。
ランチ待ちの間にお願いしておいたお箸を受け取りに行きました。
せっかくなので家族全員+両親分も購入してお願いすることにしました。
お箸って毎日使うものなのでいつの間にかハゲハゲになっていますよね。
名入れをしてもらった特別感のあるお箸、お値段もリーズナブルなのでとても良いお土産になりました。
名入れは一膳につき3分かかります。4人分だと3分×4人で12分。先客がいるとさらにかかるので、先に注文しておいて後から取りに行くと良いですよ。
嵯峨嵐山文華館(旧:時雨殿)
PM14:10
渡月橋の方へ歩みを進め、娘が楽しみにしていた「小倉百人一首」をテーマとした資料が展示されている「嵯峨嵐山文華館(旧:時雨殿)」へ行きました。
こちらに関してはこちらの記事をご参照ください。
行きたいカフェもあったのですが人の多さから断念してこちらでお茶タイムを過ごしました。
抹茶のスイーツもあり、目の前には嵐山、というロケーションで疲れた体が癒されました。
ちなみに、行ってみたかったカフェはこちら。
人気のベーカリーが京都指定文化財であった建物を改装したリノベカフェ。
天龍寺や旧:時雨殿からもほど近いので並ぶことを厭わない方はぜひ寄ってみてください。
ONLINE SHOPもありますね。
さいごに
約5時間で嵯峨野・嵐山を散策したルートを紹介させてもらいました。
歴史や百人一首などの古典に興味が出た頃に行ってみると、目に入るものに一層魅了されると思います。
娘(小6)はマンガ「ちはやふる」を読んだことをきっかけに歴史や百人一首が好きになったのできっかけづくりを探している方はチェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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