こんにちは!
我が家の子どもたち二人(6年生)(3年生)は公文式で「算数」、「国語」、「英語」と、学んできました。
今回は、「国語」についてお話させて頂きます。
公文式の「国語」を、3年間ほど継続してやってきた子どもたちの姿を見てきた親の感想としては、
効果があると思います。
なんといってもたくさんの文を読むことで読解力がつくし、書き抜きのポイントなども分かる。
知識の貯金にもなります。
公文式、「国語」の効果はどうなの?どのくらいやったらどんな効果が得られるの?
という方は我が家の子どもたち二人の例を参考にしてみてくださいね。
- くもん国語はどんな力がつくことを目指した教材なのか
- くもん国語をやって得られる効果
- くもん国語のデメリット
くもん国語はどんな力がつくことを目指した教材?
くもん国語は高度な読解力・読書能力を養うことを目指しています。
KUMONの国語教材には、大きく5つの段階が設けられています。
- ひらがな文をすらすら読んだり書いたりする力を養う教材(7A~2A教材)
- 文章の内容を正しく読み取り、問いに適切に答える力を養う教材(AⅠ~CⅡ教材)
- 話題ごとのまとまりを意識して、より長い文章を読む力を養う教材(DⅠ~FⅡ教材)
- 文章を丸ごと縮めてまとめる力を養う教材(GⅠ~IⅡ教材)
- 高校レベルの現代文や古文、漢文等、古今東西の名著を批評的に読む力を養う教材(J~O教材)
※さらにこの後、研究コースとしてPQR教材があります。
出典引用:くもんHP
「読解力」を養うことに重きを置いた教材なんだね!文章構造などを理解したらその先は作文などの「文章を書く力」につながるね!
実際どんな効果が得られたの?
- 読解力がついた
- 知識量が増え、語彙力がついた
- 説明力(話す力)がついた
我が家の子ども二人が3年以上取り組んで得られた効果についてお話します。
①読解力がついた
国語のテストの読解力の部分は二人ともいつも成績が良いです。
姉
私は2年生から国語を始めて3年間受講しました。4年生が終わる頃(F(6年生)教材修了間近)で辞めています。
学校の成績やテストは良好。
実力を知る為に定期的に受けていた「全国統一小学生テスト」(無料)でもいつも平均点以上の良い成績が取れていました。(全国統一小学生テストは全国各地の各塾で年に2回程開催されています。)
最近入会した塾でも国語は良い成績をキープ出来ています。
弟
僕は年長さんから3年間やって小3になる今も継続しているよ。今はF(6年生)教材なんだ。
息子は娘より早めにスタートしました。
早く始めた分、幼児プリントのひらがなの練習や音読にも取り組み、小学校では困ることなくスタートを切ることができました。
先日は国語のテストでクラスで一人だけ100点を取ったそうです。
学校の先生にも個人懇談で
読解力がすごくありますよ。
と言われ、本人も自信に繋がっているようです。
6年生教材に入り、難しい内容になってきた今も辞めたがりません。
また、姉と同じように先日試しに受けた「全国統一小学生テスト」でも読解力の部分では点数が取れていて、テスト結果も平均点を大きく上回り、良好でした。
②知識量が増え、語彙力がついた
プリントには物語から科学的なことまで様々な内容が盛り込まれています。
良質な内容が多く、学習を進めていくうちに知識量がすごく増えます。
よく、なんでそんなこと知ってるの?
というような話を披露してくれるのですが、
公文の国語プリントで知ったんだよ!
なんてこともよくあります。
公文プリントの中には、「くもんのすいせん図書」という本の紹介を兼ねた問題があります。
続きが気になって本の購入に至ることもあり、読書を習慣づけるきっかけにもなってくれています。
少し前までは頻繁に図書館に通って読み聞かせも行いました。
その頃の習慣が良かったのか、今も常に本を手に取っています。
③説明力(話す力)がついた
娘は説明やスピーチするのがとても上手です。
例えば弟に
これはどういう意味?
と聞かれたりした際も、ズバッと的確な言葉で説明をすることができます。
また、とてもスピーチ力があります。
スピーチでアピールして委員長や何かのリーダーを決める、などの時に選ばれること多数です。
自分が物語の主人公になったつもりで話すのよ。そうするとスラスラ言葉が出てくるよ。
これも良い時期にたくさんの種類の文章を読み、書き抜き問題をこなして知識や語彙力の貯金、頭の中で文章を組み立てるといった「話す力」の土台が築けたからではないでしょうか。
くもん国語のデメリットは?
- 漢字の定着は難しい(先取りで漢字を学ぶのが大変)
- 「慣用句」・「ことわざ」・「四字熟語」などの問題が少ない
- 繰り返し学習に向いていない為、コスパが悪くなる
①漢字の定着は難しい
漢字については公文で定着を目指すのは厳しいです。
子どもにとって上の学年の複雑な漢字を書いていくことはとても大変な上に、このプリントの大きさにも問題があると思われます。
小さなマスに複雑な漢字を書くのは特に小さな子にとっては困難です。
ただプリントはこのように、
とっても丁寧に採点してくれています。
漢字の細かい間違いもきちんと教えてくれます。
「急いで書くから字が汚くなる」
なんてことも聞いたことがありましたが、我が子はそんなこともありませんでした。(写真は息子のプリントです)
漢字の定着には「漢字検定」を受けることをおすすめします。公文でも「漢字検定」の準会場になっている教室がたくさんありますよ。
ひらがなや漢字の反復練習がしたいけど、プリントってもらえるのかな?
もらえますよ!先生にお願いして用意してもらいましょう。我が家も学年が進級するタイミングで新しい学年の漢字を復習しています。
②「慣用句」・「ことわざ」・「四字熟語」などの問題が少ない
国語の実力テストで出てきそうな、「慣用句」・「ことわざ」・「四字熟語」などの問題は少しだけです。
くもん国語は高度な読解力・読書能力を養う ことを目指しますと言っていることからも分かるように、文を理解して読み、作文などの文章を書く力を養うことに重きを置いています。
「慣用句」・「ことわざ」・「四字熟語」などは文章中や単元で出てきたりもしますが、他で補う必要があります。
③繰り返し学習に向いていない
国語は公文式のメリットである繰り返し学習に向いていません。
反復しても既に知ってる答えを書くだけになってしまうからです。
我が子たちもほとんど反復することなく進みました。
内容が難しくなってくると進みも遅くなってしまい、(一日/2~3枚)コスパは悪くなってしまうかも知れません。
幼児が習う「ひらがな」や「カタカナ」については反復練習します。文章を読んで問いに答える問題は繰り返し学習は難しいですよね。
くもん国語が向いている子は?
- コツコツ学習ができる子
- 読書習慣がない子
国語はやはりじっくり文を読んでから解くのが基本なので、算数に比べて取りかかりに時間がかかります。
また、テレビがついていたり周りの人間が騒いでいるような環境だとプリントに取りかかれません。
スイッチが入る環境を整えてあげることも継続学習していくポイントです。
リビング学習が合う子もいれば、自分の部屋で集中する子もいるでしょう。
短時間で良いのでそれぞれに合った環境でコツコツとプリント学習を進めていける子におすすめです。
また、読書習慣がない子にもおすすめします。
プリントをたくさん読むことで読む力がつき、自然と長い文章が読めるようになってきます。
まとめ
公文式の国語を3年間やってみて感じる効果について書いてきました。
デメリットも書きましたが結果的に学力の土台となる「読解力」・「知識量」・「語彙力」・「話す力」などがつき、くもん国語学習が目指している力がついていると感じています!
一日数枚からコツコツと取り組んでいける公文式の国語、迷われている方は一度体験してみることをおすすめします。
少しでも参考になると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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